ヴィータ

Andreas Willwohl
アンドレアス ヴィルヴォール

アンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。14歳でワイマールのベルヴェデーレ宮殿音楽学校へ入り、国立ワイマールフランツリスト音楽大学へ進学。その後ベルリンの国立ハンスアイスラー音楽大学へ編入し、アルフレッド・リプカ、そしてヴィルフリード・シュトレーレ両氏に師事した。また、クリストフ・ポッペン、トーマス・カクシュカ、キム・カシュカシアン、ノルベルト・ブラニーニ、エバハード・フェルツ、またはアルバンベルク四重奏団などからも指導を受けた。

ヴィオラのヴィルトゥオーゾ、そして室内楽奏者として世界的な活動を続ける彼は、ギイ・ブラウンシュタイン、トーマス・ブランディス、ヴォルフガング・ベッチャー、今井信子、ミヒャエル・ザンデルリングなどの音楽家と共にザルツブルグ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭などの数々の音楽祭に参加している。またソリストとして、指揮者マレク・ヤノフスキーが率いたベルリン放送交響楽団やドイツ室内管弦楽団などをはじめとするオーケストラとの共演も多数である。

2001年より2013年までベルリン放送交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務めた。その間、2011年よりニュルンベルク音楽大学の教授に就任し、現在はフランクフルト音楽・舞台芸術大学とその職を兼任している。ザルツブルグ・モーツアルテウム音楽院の夏のセミナーを始め、ヨーロッパやアジアなどで後進の指導にも力を入れている。演奏家としてのキャリアもますます充実しており、2015年よりマンデルリング四重奏団のメンバーに就任、以来CD録音やワールドツアーなどに参加している。

彼の録音はこれまでにも多数あるが、2019年に待望のソロアルバムアルバムをリリース予定。

(Sep.2019.)